お疲れ様です。アッキーです。
今回は「婚活市場の需要と供給」をマッチングアプリ「omiai」から考察していこうと思う。
現在全力で婚活に焦っている三十路独身弱者男性の僕。
僕が女性に「イイネ!」をしても全くマッチングしない。
思い当たる節と言えば・・・
・顔面がゴリラと豚のハイブリット
・ファッションセンスが壊滅(親父の肌着事件)
・年収がゴミ
・三十路
・頭髪偽装
とまあ書き出すとキリがない。
そんな僕が望む女性への条件は
「24歳~28歳」「年収300万~500万」「デブ以外」
の3点。
例のコンサル様には「アッキーさんの条件でそれは高望みですね」と言われた。
ただ、コンサル様はちょっとアレなので置いておくとして。
「高望み」ということは「自分の条件」を的確に評価できていないということ。
さっきの僕の条件は自分の評価に適切ではないのかもしれない。
なので僕の主観にはなってしまうが僕が女性を見るときの注目点を書いていこうと思う。
結論、年齢>>>>>年収>>>見た目>性格
僕の中では「男女関わらず年齢が最強の条件」という結論になった、良くも悪くも。
恋愛と婚活は「結婚」というゴールは同じでもスタートが大きく異なる。
だからこそ僕みたいな恋愛ができない三十路独身弱者男性は20代の内に結婚して身を固めておくべきだったのだ。
と後悔したところで今更だ。
過去の経験があるから今僕はこうして生きているわけで。
20代半ばに結婚していたら今の僕は絶対にない。転職もしてないかもしれない。
それらの経験があるから今、死に物狂いで婚活をしている哀れな独身弱者男性で足掻いている。
ではいってみよう。これ以上哀れにならないためにも。
大前提「恋愛結婚」「婚活結婚」は全くの別物
「恋愛から始まる結婚」と「婚活から始まる結婚」は結婚というゴールは同じでも過程が大きく異なる。
恋愛結婚は「お互いに愛情がある状態からの結婚」
婚活結婚は「スペックを見てから愛を育んで結婚」
先立つものが違う。
恋愛結婚は「お互いを愛している」からこそ様々な困難を乗り越えられる。
ここでいう困難とはパートナーの弱点だ
・貧困/借金
・失業
・家庭問題
・病気
・不妊
・年齢差
などなど。
困難(弱点)を「愛の力」をもって乗り越えていけるのだ。
だが婚活結婚は全く違う。必ずスペックが先立つ。
自分の条件に合致していない人(=自分の負担になる人)は最初から対象から外れる。
・借金あり
・無職
・親に問題がある
・持病/大病持ち
・子供が望めない
・自分より年齢が上
などなど。
自分を不幸にするために結婚する人はいない。
こういった弱点を持ってる人は婚活市場ではそもそも見向きもされない。
婚活市場では「スペック」が絶対視される。
なので自分のスペックを正確に把握し、同等スペックのお互いが負担にならないパートナーを探す必要がある。
そのためには「ある程度の妥協」が求められる。
婚活市場は非常にスペックや数字に非常にシビアだ。
先にも上げた弱点を持っている人はもう結婚が望めないのか?といわれたらそうでもないかもしれない。
これらの対策は2つほど考えられる。
①弱点を他のスペックでカバーする
・借金はあるが年齢が20歳で理解がある家族
・持病持ちだが独立しており将来資金面の不安が全くない
・自分より年齢が上で子供は望めないが金銭感覚がしっかりしており、貯金資産もそれなり。かつ見た目は若い。
など要するに自分の弱点が相手の負担にならないレベルの強みを持っておくこと。強みで弱点をカバーする。
②相手より高スペックになること
言い換えると自分より低スペックの相手を選ぶということ
相手にとっては自分より高スペックの人間なので必然的に選んでくれる。という作戦。
基本的にはこの2つだと思う。
つまり、婚活市場ではいかにロマンチックな恋愛をするかでなく、自分のスペックをいかに落とさずに上げるかが大事。
「俺はイケメンだから会ってから相性を確かめる」
「私は人生経験豊富な大人の女性だから会った子を確実に落とす」
「トーク力が高い僕はどんな子でも口説いてやる」
といった勘違いした婚活人間は考え直すべき。
スペックが死んでいたらそもそも会えない。
「会ったら」という前提がおかしい。
年齢が最強のスペックな理由
「年収が低いから結婚できない」なんてことをよく聞く。
年収は確かに強力なスペックだ。
ただそれ以上に婚活市場においては「年齢」が強すぎる。
正確に言うと
男の年齢(若さ)は「将来性」
女性の年齢(若さ)は「健康な妊娠」
共通して「体力」
だと思う。
年齢の大切さについて長々と書いてもいいが、もっと分かりやすい方法でいこう。
例1「全てのスペックが同じ人間だったら?」
全く同じ人間「Aさん」「Bさん」の2人がいる。
「容姿」「経験」「能力」「性格」「年収」何もかもが全部同じ。
ただ年齢だけ異なる「Aさんは20歳」「Bさんは40歳」。
そして自分の年齢は30歳
この時
・自分の友達になりたいのはどっち?
・自分の同僚にしたいのはどっち?
・自分の部下/後輩にしたいのはどっち?
・自分のパートナーにしたいのはどっち?
・自分の結婚相手にしたいのはどっち?
もう一度言うが全て同じだ。
年上ならではの「人生の経験値」や「渋い雰囲気」とかに差はない。
全てが同じ人で年齢だけが異なる場合はどっちを選ぶ?
例2「同じセリフを言ってください」
全く同じ人でなくていいが、同じセリフを言ってもらう。
どんな印象を抱くか、感じ取ってほしい。
Aさん(20歳)「借金200万円あります!」
Bさん(40歳)「借金200万円あります!」
Aさん(20歳)「貯金200万円です!」
Bさん(40歳)「貯金200万円です!」
Aさん(20歳)「趣味はアイドルの追っかけです!」
Bさん(40歳)「趣味はアイドルの追っかけです!」
Aさん(20歳)「休日はVTuberの配信見てます!」
Bさん(40歳)「休日はVTuberの配信見てます!」
Aさん(20歳)「土日はアウトドアでキャンプしてます!」
Bさん(40歳)「土日はアウトドアでキャンプしてます!」
Aさん(20歳)「一人暮らしですけど家事は全くできません!」
Bさん(40歳)「一人暮らしですけど家事は全くできません!」
Aさん(20歳)「お金がもったいないので実家暮らしです!」
Bさん(40歳)「お金がもったいないので実家暮らしです!」
Aさん(20歳)「夢は漫画家です!今は無職です!」
Bさん(40歳)「夢は漫画家です!今は無職です!」
Aさん(20歳)「今は結婚に興味がありません、いい人いたら結婚したいです」
Bさん(40歳)「今は結婚に興味がありません、いい人いたら結婚したいです」
Aさん(20歳)「学生の頃はモテました!今も美貌を保ってます!」
Bさん(40歳)「学生の頃はモテました!今も美貌を保ってます!」
Aさん(20歳)「趣味はディズニーです!年3回は一緒に行きたいです!」
Bさん(40歳)「趣味はディズニーです!年3回は一緒に行きたいです!」
さて皆さん。
抱いた印象はどうだったろうか?
例3「プロフの印象が変わります」
マッチングアプリであるあるなのが
「自分の顔写真はマッチングしてからお見せします」というもの。
・・・気持ちはわかる。
特に学校や保育園の先生などバレたくない人もいるので隠すのは当然。
・・・気持ちはわかる。
体型がコンプレックスなので全身を映したくない。
・・・気持ちはわかる。
以下参考例
・・・僕の目線で恐縮だが。
【顔写真無し、後ろ姿のみ、全身写真無し】
(相手20代の場合)
ワイ「どんな女性なんやろ!?美人っぽいしアプローチしたいな!」
(相手30代の場合)
ワイ「なんか雰囲気美人っぽいし、ポイント余ってたらアプローチしてみようかな・・・?」
(相手40代の場合)
ワイ「話にならん、ブロック。」
【プロフィールに「アプリの使い方よくわかってません、返信遅くなるかもです・・・」の記述あり】
(相手20代の場合)
ワイ「そっか・・・アプリ難しいもんね、返事?いつまでも待つよ!」
(相手30代の場合)
ワイ「えぇ・・・さすがに使い方はわかってほしい。え、大丈夫、論理的思考できるかしら?見た目好きだから待つけど。ブスはNGよ?」
(相手40代の場合)
ワイ「話にならん、ブロック。」
【写真加工してある人】
(相手20代の場合)
ワイ「この子加工してるんか。まぁまぁ、実物もそんな変わらんやろ」
(相手30代の場合)
ワイ「えぇ・・・。そんな頑張らんでも・・・。けど気になるぅ。」
(相手40代の場合)
ワイ「話にならん、ブロック。」
そういうこと
つまり、そういうことです。
完全に同じ人が2人いたら、即決で若い人を選びますよね。
現実にはそんなことはあり得ないのでいろんな要素が絡み合って分かり辛くなっているが、年齢は若ければ若いほうがいい。
実際にはここに経験や年収、性格等様々なスペックが絡み合ってきて条件の調整や妥協が始まってくる。
しかしマッチングアプリの場合、検索条件の「年齢」が強すぎる。
経験・年収・性格、といった各スペックがどれだけ優れていても関係ない。そもそもアプリに表示されない。誕生日から1日過ぎていただけで。
だからこそ、武器が最大になっている若いうちに結婚はしておくべき。
アプリ「omiai」から感じる女性のエグさ
僕が使っているマッチングアプリ「omiai」
女性は無料。
男性は有料。
男性ですが、良いな!と思った相手にはポイントを消費して「イイネ」を女性に送ることでアプローチができる。
そして「イイネ」を消費するポイントは「相手の人気」によって増減する。
・・・これがエグイ。
一般的にomiaiの新規登録した女性に対してイイネを消費するポイントは「3ポイント」だ。
人気な女性はこれが上昇して「5ポイント」「10ポイント」と要求値が増加する。
逆に人気のない女性は消費するポイントが減る。これがエグイ。
年齢が同じなところで、次の問題は容姿の格差だ。
同じ25歳でも消費するイイネが違う、10ポイント消費する女性もいれば1ポイントもいる。
さらにやばいのが登録した直後でも消費が1ポイントの女性もいるのだ。
・・・年齢が30代後半以降の女性だ。
消費するポイント=人気度=女性の価値
になっている「omiai」では、
・年齢が30代後半は価値がない
・写真、容姿がブスは価値がない
という意味になりつつあるのを感じた。
えっぐいなぁ・・・
と思って僕も少し見た目を気を付けるようになった。
考察:高齢婚活女子が高スペックを望む理由
最近、テレビやSNSでは
「高齢婚活女子が高望みしてる!!」
「高望みじゃない!!!」
という炎上が良く見かける。
「ババアのくせにwww」
「弱男ばっかwww」
「日本オワコンwww」
等というコメントがよくある。
で、良くあるのが「ババアの価値観はアップデートされてない」「人生に焦っている」「若い子の方が現実を見ている」という結論。
一概に間違っていないと思うのでここでは触れない。
今回は「何故そういうふうになりがちなのか?」について考察をしていく。
友達の旦那は高スペック
婚活についてものすごく考察をしてみたが、僕の中ではこれが結論になった。
「友達の旦那が高スペック」
自分のパートナーのスペック基準
自分が独身の状況で想像してほしい。
「結婚しよう」と思って既婚者の友人に相談をする。
婚活の相談とかは気心の知れた友人に持ち掛けるのがほとんど。
大人になっても気心が知れている友人だったら年収とかも知っている。
そして価値観とかも似通っていることが多い。
となると旦那の話になるし、出会いの話にもなる。
そして自然と、自分の結婚相手の基準が友人の旦那と同等になる。
ひょっとすると「友人には負けたくない」といって友人の旦那以上のスペックを狙うかもしれない。
いずれにしても自分の求める相手への基準が「友人の旦那」と同等のスペックになる。
地獄への片道キップと前提条件の差異
友人が結婚適齢期に「婚活での結婚」をしていた場合、「私も行ける!」と高スペックの男性を狙うのはわかる。
似たようなスペックの友人が高スペック男性と結婚したのだから自分も狙いに行く、というのは上手くいくかは別として自然だ。
厄介なのが「友人は若いうちの恋愛結婚」をしていた場合だ。
この場合、友人の旦那のスペックを狙うのは100%不可能だ。
そして多くの高齢婚活女子の高望みの原因がこれだ。
「婚活で結婚しようとしている自分」が「恋愛結婚した友人の旦那のスペック」を参考にしているパターン。
これが婚活難民への地獄の片道キップだ。
良いとこ取りの婚活結婚
恋愛結婚をした人に言えるのは「愛情」が先立っている。スペックではない。
長年付き添ってきた結果として、旦那は地位や年収がある。
・上司に詰められて精神的に病んだり
・子育てでヒステリーになったり
・病気で倒れたり
・お金に困った時に支え合ったり
そういった数々の困難を乗り越えてきた。
苦楽を共にして、その結果が今の旦那なのだ。
友人の旦那のスペックには「友人と旦那の苦労」が上乗せされている。
ここで重要なのは、現在の友人が婚活した時のスペックではない。ということ
つまり、現在の自分のスペックでは友人の旦那スペックとは不釣り合い。
友人の旦那を基準にすると自分のスペックが低くなり、高望みになりがちになる。という考えに僕はなった。
結論
高齢婚活女子が高望みになりがちな理由として僕が考えたのは
「恋愛結婚した友人の旦那のスペック」が自分にも適切だと大きな勘違いをしているのではないか?
ということ。
ぱっと見、友人がそれなりのスペックの相手と結婚していた場合、自分もそれなりの相手がお似合いだと勘違いするのもうなづける。
うなづけるが、大きな勘違いなので。
僕はこうならないように気を付けたい。
あとね、もう一個。
「昔は美人でナンパされまくり、モテた」という女性
「若い頃はイケメンでヤリまくりだった」という男性
特に30代後半以降の人
そういう人は
「昔は髪の毛が生えていた」
「昔はスリムだった」
と言ってることは同じなのよね。
恥ずかしいからやめた方が良いと思う。
まとめ
恋愛結婚と婚活による結婚は前提条件が違う。
婚活の相手として見初められるには
年齢が超大事
見た目も大事
また、自分のスペックを勘違いしないで的確にとらえて
高望みしないで速やかに相手を見つけて
愛情を育んでいけたらよいと思う。
この話のオチとしては
ここまでクソ偉そうに語った僕が三十路独身弱者男性で未だにマッチングも成立したことのないクソザコ童貞メンタルだということ。
引き続きがんばりまーす・・・・。