新社会人に教えたい「会社で生きやすくなる方法」

コラム・独り言

お世話になります。アッキーです。

 

今回は「新社会人が会社で生きやすくなる方法」を僕の目線で語っていきたいと思う。

 

社会人8年目になった僕だが、前職では6年間新人教育を担当してきた。

また転職後はSES(IT専門の派遣)として大企業様の中で働かせてもらっているが、派遣先の新人から一番懐かれていると自負している。

 

そんな僕が通年7年間、新人と接してきた経験を元に「新人が好かれやすくなるためにすること」を語っていこうと思う。

 

 

結論「めんどうな人になるな」

 

上司や先輩から好かれる新人と嫌われる新人には共通点がある。

僕が社会人として生きてきた数年で気づいたことだ。

一言でいうと「めんどくさい新人」は嫌われる傾向が非常に高い。

 

ネットで嫌われやすい新人の特徴を調べてみると

プライドが高い」

マナーがなっていない」

愛想が悪い」

学生気分が抜けていない」

など超絶曖昧すぎるものしか出てこない。

 

せっかく社会に溶け込もうと努力している新社会人が調べた結果がこれだ、分かるわけがないし、できるわけがない

 

今回は「職場になじめない」「上手くできているかわからない」といった人に向けたものになっている。ほんの少しでも気づきを得て、人生をより豊かにしていってもらえると嬉しい。

 

 

新社会人はコミュ力>能力

社会人に求められる「社会人マナー」や「言葉遣い」、「仕事の完遂能力」などは実は影響が小さい。

なぜなら「新人」だから。

 

新人はミスをするもの」これは全ての社会人の共通認識。

 

新人のミスにブチ切れる上司がいたらすぐ辞めるべきだ。

普通以上の職場は注意で終わる。

 

それよりも上司の好感度が下がり仕事をしづらくなる新人には下記の特徴がある。

・謝罪ができない

・嘘をつく

・注意をすると拗ねる

上記はほんの一例だがありていに言うと、関わるとをする人だ。

 

ここでいうとは

・関わる時に「言葉選びを慎重に行う必要がある」

・会話すると「こちらが不愉快になる」

・必要以上に緊張をしてしまう

など、「コミュニケーションに労力(コスト)を余分に必要とすること」を示す。

 

関わるために多くのコストを必要とする。

新人/先輩関わらず、積極的に関わりたくないのは当たり前だ。

 

自分が関わりたい人を想像しよう

ここでもし「好かれる人の特徴5選!」とかやったら「はいはい、知ってますよ。明日からやってみよ」と斜め読みで終わってしまう可能性が非常に高い。

 

ということで、どこかの会場で自分の理想の後輩(新人)をつもりで想像してほしい。

 

自分が積極的に関わりたい後輩は?

もし自分が「この中から好きな人を選んで部下にしていいよ」って言われたらどんな後輩を選ぶか?

 

僕が思いつくもの挙げてみる。

・挨拶をしてくれる

・積極的に仕事を覚える

・ミスを注意されても凹まない

・嘘をつかない

 

人によっては

・積極的に残業してくれる

・プライドが高くない

・飲み会の出席率が高い

・容姿が良い

なども挙げられる。

 

「なにこれ、社畜に都合のいいことばかり書いてんじゃねぇよ」と思うかもしれない。

僕もそう思う。書きながら感じた。

 

ただ、上記の項目はいずれも先ほどの「コスト論」に即している。

 

・挨拶をしてくれる

⇒向こうから関わろうとしてくれている。

 

・積極的に仕事を覚える

⇒こちらから指示をする回数が減る。

 

・ミスを注意されても凹まない

⇒注意後に励ましたり慰める必要がない。

 

・嘘をつかない

⇒いちいち疑う必要がない。

 

職場にこんな新人/後輩がいたら積極的にコミュニケーションを取ろうと思うのではないか?

 

要するに「コミュニケーションを気楽にできる人」は積極的に関わろう、という気持ちになる。ということ

 

 

 

自分が関わりたくない人は?

 

逆に自分が関わりたくないなって思う人の特徴を考えてみてほしい。

 

こちらも僕が思いつくもの挙げてみる。

・挨拶しない

・仕事を覚えない

・注意されたら明らかに落ち込む

・嘘をつく

・事情にかかわらず定時退社

・プライドが高い

・飲み会の絶対欠席

・見た目が不潔

 

僕に限らず誰でも関わりたくないだろう。

 

お気づきだと思うが上記の特徴は、前章の「積極的に関わりたい後輩は?」で挙げた特徴の真逆だ。

 

上記特徴の人間に対して自分から話しかけたいだろうか、いやありえない。

自分では話しかけたくないけど、仕事の都合上どうしても話しかけないといけない=「コミュニケーションが面倒な人」になってしまう。

 

自分は他人からどう見えているか?

ここまでで「人に好かれる人」「嫌われる人」はなんとなく想像がついたと思う。

 

では実際に自分はどうなのか?を色眼鏡なしに振り返ってみてほしい。

 

・職場の人とあいさつはしっかりできているか?

・先輩に注意されても、落ち込み過ぎずすぐに切り替えれているか?

・仕事を質問するときはメモを取っているか?

・ミスをしたら言い訳せずに報告はできるか?

・注意に対して反論していないか?

・飲み会を無下に断っていないか?

 

一つでも当てはまっていると思った人はラッキーだ。

今日から直せばいい。

 

一つも当てはまっていない人は気を付けてほしい。

本当に当てはまっていないなら素晴らしいことだが、自分フィルタを通して判断していないか?

 

新人でなくてもいい。改めて自分を見直してほしい。

 

かつての僕は役満の問題児でした/抜け出すキッカケは「バカ」

 

新卒~4年目までの私は

・挨拶しない

・仕事を覚えない

・注意されたら明らかに落ち込む

・嘘をつく

・事情にかかわらず定時退社

・プライドが高い

・飲み会の絶対欠席

・見た目が不潔

をフルコンプリートしていた超問題児でした。

 

挨拶はしないし、注意をされたら不貞腐れ、怒られないように嘘をつく。飲み会は欠席だし見た目はキモヲタ。周りは僕を腫物扱いでした。

 

僕自身もコミュニケーションで悩んでいた時、同部署の同期が目に入りました。

同期は「超」が付くほどのバカ。上司相手でもため口。常に怒られており、「脊髄反射でなにも考えずにしゃべっている」と揶揄されるほどでした。

他の社員からものすごく好かれており、僕とは正反対の存在でした。

 

彼はどんなに怒られても気にしない。5秒後には上司に再度質問しに行く。ミスをしても「サーセン」といって終わり。

 

何を言われても傷つかないバカ同期

 

その時気づいたんですよね。上司や先輩は「傷つかないバカ」だから話しやすい。

いちいちウジウジしている僕なんかよりもよっぽどしゃべりやすいんだなと。

 

翌日から意識的に「バカ」になって気にしないフリをした。

最初のうちはキツかった、「心は凹んでるのに気にしないフリ」をしていたから。

けど不思議なことにずっと繰り返してるとだんだん凹まなくなる。

 

僕が変われたのはバカとの出会い。

 

まとめ(倫理0)

 

①自分が絶対に関わりたくない人物を想像して、そいつの特徴を箇条書きにする。

②自分が当てはまっているものを確認する。

③特徴の逆を箇条書きする。

④それを目指して今日から努力

 

自分が好きな人は他の人も好きだし

自分が嫌いな人はみんな嫌いだ。

 

自分は嫌いな人と同じことをしていないかを定期的に確かめよう。直していこう。

 

面倒だったらへこたれないバカになれ。

 

以上。

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